監獄博物館 / ウィレム五世ギャラリー Gevangenpoort / Galerij Prins Willem V

※ 2017年10月時点の情報です。ギャラリーは2014年にも訪問。

La haye galerie Willem V

In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-4.0)

17世紀ホラント州の政治家デ・ウィット兄弟が監禁され、また、この前で惨殺された建物。ホラント州の紋章を掲げた17世紀当時と同じ佇まいを今も維持しています。ホフフェイファー付近にある博物館群のひとつ。

The Plaats with the Binnenhof and the Gevangenpoort, The Hague, by Gerrit Adriaensz Berckheyde

G.A. Berckheyde (ca. 1690) In Wikimedia Commons
17世紀のベルクヘイデの絵画と今と変わらず。

同じ建物内に2つの博物館が併設されていて、それぞれ別に見ることもできますが、通常はコンビチケットで良いかと思います。とはいえ、監獄博物館はツアーでしか見られないので、時間が合わないとギャラリーだけになってしまうことも。(2014年の管理人はそのパターンでした)。

Gevangenpoort nieuwe entree

In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)

両博物館が同じ入口から。

監獄博物館 Holland.com / 監獄博物館 公式サイト

一般: €12.50(コンビ) 平日: 10:00-17:00 土日祝: 12:00-17:00

ツアーは基本オランダ語。英語も1日に数回あるらしいです。日本語版の説明書をくれるので、あまり心配する必要はありません。(その場のノリや質問事項以外はほとんど説明書の内容どおりです)。がっつり1時間は回ります。中は暑かったり寒かったり狭く急な階段があったり到底バリアフリー無縁なので、きちんと準備をして挑んだほうが良いです。手荷物はすべてロッカーに入れます。もちろん撮影も不可。というわけで、ウィキメディアにもほとんど内部の様子の写真はありません。メモ帳と例の説明書くらいはOKでした。

だいたい5ヵ所で1時間。つまり、ひとつ箇所で平均10分くらいは立ちっぱなしで説明を聞くイメージです。

  1. 中庭
  2. 独房
    一般の囚人がまとめて詰められる場所。暑い、狭い、暗い。30人詰め込まれると立って寝なくてはならない。食事も水も劣悪。(水はホフフェイファーの池の水まんまとか)。
  3. 伯爵の間
    コルネリス・デ・ウィットも収監された貴族専用の部屋。暖炉・机・天蓋付ベッドなど至れり尽くせりだが、その費用は自分持ち。本の持ち込みも可能。
  4. 屋根裏の拷問部屋
    木製器具や烙印の道具、各種武器等の拷問道具が並ぶ。
  5. 半地下の拷問監房

ウィレム五世ギャラリー 公式サイト

Govert Flinck 007

Govert Flinck (1654) 未亡人アマーリアのアレゴリー In Wikimedia Commons

ウィレム五世ギャラリーは、場所としてはここに併設ですが、組織としてはマウリッツハイス博物館の一部のようです。ウィレム五世が収集した(あるいはかつてオランイェ家所有だったものを買い戻した)コレクションが中心で、当時の「ギャラリー」そのままの展示方法になっています。部屋は小部屋1つ、大部屋1つのたった2つ。

Peter Paul Rubens and workshop 001 colour version 01

Workshop of P.P. Rubens (1630s) In Wikimedia Commons

そのため、ひとつひとつの絵に説明文などはありません。下のほうにあるものは額縁そのものに画家名など書いてあるのですが、上のほうにあるものは見えないので、備え付けの手作り感あふれる持ち出し不可の冊子で見ることになります。この冊子と実際の絵の内容が違うことも…。

アクセス


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ハーグ中央駅から500-600mほど。歩いても10分くらいです。いちおうトラム17番に乗っても良いようです。ビネンホフ、マウリッツハイス美術館と近接しています。

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